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6月22日の空
2013年06月27日
sorahana at 16:19 | Comments(0) | 母のこと
今年の6月22日、朝は曇りがち、天気雨もパラパラと・・・
母の命日、17回目。
1年、1年、月日が流れて、え~、もう、17年!!
そっか、あのとき生まれた初孫、双子は高校2年生だもん。
空は17年前と変わりません。
すべてを包み込んでくれています。
この日は、初孫の一人が通っている高校の文化祭でした。
私の母校でもあります。
15歳、現役で受験のとき、母の叱咤の一言で、自分にカツを入れたと思ってる。
そうなんだよな~、母は、叱咤激励ではなく、叱咤だけしたのよ~(笑)
多分、あのとき、激励されていたら、逆に、
「そんなこと言われても、ムリだよ、もう・・・」
ってあきらめちゃっていたと思う。
そして、不合格だったときに、激励してくれたんだよな。
笑って、「大丈夫、アナタならできる!」って・・・。
お母さん・・・・
結局、高校には一度も連れてきてあげることができなかったね。
私が通っている3年間、お母さんはずっと病院だった。
あの頃、お母さんはどんな思いでいたんだろう・・・。
日に日に自由がきかなくなってくる体に絶望を感じながら、苦しかったんだろうな・・・。
でも、私も母となって気付いたことがある。
多分、お母さんは、病院の渡り廊下から、私がいるであろう高校の方角を見つめていたんじゃないか・・・
そして、けがしませんように、授業についていけてますように、友達と楽しく過ごしていますようにって、祈っていてくれたんじゃないか・・・
部活を終えて、向かうのは、入院先の病院。
病室に入ると、いただきもののお菓子や、食事で出たパンや、私が好きそうなおかずを取っておいてくれて、
「食べな~」って
今の私も同じだ。
買い物に行っても、あ、これ好きそうだなって、ムスメの顔を思い浮かべて、買い物してる。
おいしいいただきものは、取っておいて、おやつにあげようって思う。
子供の幸せを願わない親なんていない。
苦労ばっかりだった母親を思うと、幸せだったのかな?って立ち止まってしまうことがあるけれど、
でも、幸せだったんだと思いたい。
姉と私、二人の娘に恵まれて・・・。
母の人生は幸せだったと思うことができるようになるために、私も娘を授けてもらえて、母にしてもらったんじゃないかと思う。
子供の幸せが親の幸せでもあるんだから。
そんな気づきを得た、17年目の命日でした。
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